Aloha 

クムの研究に同行して、車でワイルアの山奥に向かう途中、クムがふと思いついて、近くにあるヒンズー寺院に立ち寄りました。


既にお昼過ぎで、見学時間は過ぎていたので、寺院への門とそばにあるガネーシャの象に手を合わせて、しばし静かな時を過ごしました。

実は、クムがヒンズー寺院に寄ってみようか、とおっしゃった時、私はとても以外に思いました。

1970年代に起こったヒッピームーブメントの時、世界各地で、ヒッピーの共同生活体が発生し、ハワイ、特にスピリチャルなパワーの強いカウアイには、多くのヒッピーが多く移り住んだそうです。

ヒッピー文化と結び付きが強いヒンズー教、ヨガ、ナチュラリスト、ヒーリング、瞑想  等の言葉をカウアイ島で聞くと、正直言って、何となく胡散臭いようなイメージを感じていました。

また、代々この地に住んできたローカルたちの中にも、大切なハワイアンの土地に何だか奇妙なものが建ってしまった。。という捉え方をしている人も少なくないと聞きました。

ですから、ネイティヴハワイアンで、ハワイの神を信じる宗教的儀式の司祭でもあるクム ケーハウラニが、何の抵抗もなくヒンズー寺院に立ち寄るのが、とても以外に感じたのです。

よくよく伺ってみると、現在も細部を作業中である新寺院を1999年に着工した際、寺院の創設者であるグル、シバヤ スブラムニヤスワミ氏の要請で、クム ケーハウラニが、ハワイアン式の土地のお浄めの儀式を執り行ったそうなのです。

クムは、その時はまだ自分も若く、経験も浅く、ハワイアン以外の寺院のために儀式をする事にたいしての怖れもあり、悩みに悩んだけれど結果としては、儀式を司ってとても良かったと思っているそうです。

“特定の神様や宗教だけが存在するには、このUniverse (宇宙)はあまりにも広いのよ”  とのクムの言葉

世界中の宗教の指導者たちが、我が師匠のように、考えてくれたら、各地で起きている紛争はずっと減るのになぁと思いました。

そして、私自身も、先入観にとらわれ、よく知りもしないで胡散臭いと思っていた自分を反省しました!

帰りがけに、クムが挨拶をしていた寺院の僧侶たちの表情のピースフルな事といったら!

ヒンズー教の事は殆ど知りませんが、とても愛に満ちて、とても平和な教えなんだろうという事が、彼らのお顔を見ただけでわかりました。

フラを通して、学びは続きます。。