Aloha
ホノルルで開催されたMikagura(御神楽)という日本とハワイの文化交流イベントを鑑賞しました。
鎌倉の鶴岡八幡宮のグループによる雅楽とハワイのフラのコラボレーションです。
クムフラ ケクヒ ケアリイ カナカオレによるオリで幕開けたこのイベントのトップバッターは
フラ ハーラウ オ カムエラのケイキ(子ども)フラ
チャントとパイはロパカことカウマカイヴァ カナカオレという珍しい組み合わせでした。
控え室で見たときは幼稚園から小学校3.4年くらいのあどけない子どもだったのに、ステージ上での超ハイレベルなテクニックのパフォーマンスにビックリしました。
さすが、メリーモナークの強豪、カムエラはケイキも凄かった。
恐れ入りました!
次はハワイ島のハラウ オ ケクヒ
キラウエア火山に棲む火の女神ペレのフラを代々受け継ぐカナカオレファミリーのハーラウです。
ダンサーもチャントをしながら、激しく動き回る独特のフラは目の前で見ると物凄い迫力です。
さて次はいよいよ日本側から鶴岡八幡宮の出番です。
先ずは吉田宮司様の神道に関する講演がありました。
宮司様は、数年前にハワイ島ハーラウ オ ケクヒとの交流が始まって以来、ハワイの文化と日本の文化の共通点の多さに驚いていると話されていました。
総勢30名の神職者の方による御神楽
ハワイコンベンションセンターのステージがShintoismの世界に。
美しかったです!
吉田宮司様もおっしゃっていましたが、日本とハワイの文化はとても違っていて、同時に、とても似ています。
ハワイアンも日本人もともに、自然に畏敬の念を持ち、自然のなかに神を見出し、崇拝する文化を持っています。
フラと雅楽の組み合わせにもまったく違和感を感じることがなかったのは、このベースの部分が同じだからなのかもしれません。
今回、鶴岡八幡宮の皆様が披露された御神楽(みかぐら)というのは、神楽のなかでも特に皇室に伝わるものをそう呼ぶそうです。
日本でもめったに見る事のできない御神楽とハワイの伝統的ハーラウによるフラカヒコの共演を心ゆくまで堪能したホノルルの夜でした。